診療ご案内
一般的な内科の病気
高血圧、糖尿病、肝機能障害、高尿酸血症(痛風)をはじめとした疾患に専門医として対応しております。
健康診断で指摘された場合は遠慮なく当院をご受診ください。現在の状態にあった食事や運動療法のご提案など薬だけにとらわれず患者様の要望や現在の状態に合わせた治療を提供するように努めます。
次のような症状がある方は受診してください
発熱、頭痛、咳がとまらない、痰がからむ、胸痛、息苦しい、疲れやすくなった、体重の減少、立ちくらみ、吐き気、ひどい肩こり、貧血など。
当院の治療方針
上記のような内科的な疾患は、いろいろな自覚症状で始まる場合があり、重大な病気の前兆であることもあります。
当院では、全ての可能性を考えながら、今の病気に対して、わかりやすく説明を行い、しっかりとした情報開示を心がけて、健康で快適な生活にいち早く戻れるように援助いたします。ささいな症状だと思っても、一度当院にご相談ください。
生活習慣病について
生活習慣病はかつて成人病と呼ばれ、主に乱れた生活習慣(食生活、運動、飲酒、喫煙など)から発生するといわれています。
厚生労働省の資料によると、年齢別に生活習慣病の数をみると、60~64歳が最も多く、次いで、65~69歳、55~59歳の順となっています。男女別にみると、男性では、60~64歳が最も多く、次いで、65~69歳、55~59歳の順。一方、女性では、65~69歳が最も多く、次いで、60~64歳、55~59歳の順となっています。
ただ、最近の研究で生活習慣による下記の疾患を引き起こす割合は20%程度と言われております。つまり80%以上の方は、生まれ持った体質や遺伝など様々な要因が複雑に絡まった結果引き起こされる病といえます。そのため、生活習慣病と現在は呼称されておりますが、今後は名称が変わると思われます。
生活習慣病から来る病気・疾患
糖尿病、高脂血症(脂質異常症)、高血圧症、痛風(高尿酸血症)、脂肪肝(肝機能障害)、腎障害、脳血管障害、虚血性心疾患、動脈閉塞、血液透析を厚生労働省は生活習慣病10疾患と呼んでいます。
当院の治療方針
生活習慣病と呼ばれている以上は、医学的な根拠に基づいた生活習慣の指導をいたします。上記の通り生活習慣による割合が少ないとはいえ、日常生活の出来るところからの改善から始まることがほとんどです。今までできなかった健康的な生活を継続していくことは、簡単なことではありませんが、日々の経過を患者さんと一緒に二人三脚で歩んでいくことを心がけます。
また、重篤な糖尿病など、高度な医療機関での治療が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介し、紹介病院と十分な連携を取りながら、治療をすすめていきます。
発熱外来(新型コロナウイルス感染症検査含む)
発熱その他感染症を疑わせるような症状がある場合、電話予約をお願いします。
なお、当院への受診歴の有無に関わらず、受入れを制限しておりません。
限られたスタッフで行っておりますので、電話予約無く、ご来院された場合、待ち時間が長くなる恐れがあります。
また日曜診療を行っている医療機関が少なく日曜日は予約の有無に関わらず待ち時間が長くなる恐れがあります。
当院で行っている発熱外来での診療の流れについて
- 来院されましたら問診票に記載頂きつつ保険証もしくはマイナンバーカードをスタッフにご提示下さい。
- 問診が終わりましたら、検査が必要であるもしくは希望された場合は、鼻腔に綿棒を入れる抗原法を行います。この際に新型コロナ及びインフルエンザ、必要に応じて他の抗原検査を行います。
- 検査結果が判明しましたら治療方針や療養期間などをお伝えします
-
新型コロナウイルスについては、状況に応じて唾液によるPCR法を用います。
PCRの検査結果は日曜日を除く当日夜に判明し当院からの電話報告になります。 -
費用は抗原検査のみで約3000~3500円程度かかり、PCR検査をした場合は6000円程度の費用負担が発生します。
当院は現金のみです。
他の注意点として、通常外来と並行しているため待ち時間にばらつきがあります。上記をご留意頂きご来院ください。
新型コロナウイルスワクチン
当院は引き続き新型コロナウイルスワクチンを行ってまいります。
オミクロン株対応2価ワクチンのみとなります。
当院でワクチン接種を希望される方は、お電話もしくは直接ご来院頂いての予約制となっております。
1.2回目の従来型ワクチンと5~12歳については行う方針としておりましたが、残念ながら希望人数が集まらないため、小児患者様および1.2回目をご希望の患者様は集団接種会場を含む他院での接種をご検討くださいますと幸いです。
訪問診療
当院では訪問診療を行っています。一人では通院が困難な
- 通院が困難な方
- ご自宅等で寝たきりの状態の方、もしくは車いす対応の方
- 歩行は可能だが認知症などで一人きりにはできず家族の介助が必要い方
- 病院から退院後、医療ケアが必要な方
- がんや難病、重度障害をお持ちでご自宅等での療養を希望される方
- がんや難病、重度障害をお持ちでご自宅等での療養を希望される方
訪問診療で行えること
- 全身状態の確認(問診、バイタル測定など)
- 定時、臨時の薬を処方
- 定期的な各種検査
- 経尿道カテーテル(留置)の管理
- 経管栄養管理
- 褥瘡の処置
- 点滴治療
- 点滴治療
- 予防接種(新型コロナウイルスを含む各種ワクチン)
- 療養上のご相談
当院では施設の訪問診療を行っています。
府中市内だけでなく、多摩市・稲城市・国立市・府中市・川崎市多摩区のご施設の担当者様で訪問診療を行う医師をお探しの方は遠慮なく当院ご連絡下さい。訪問看護ステーションと連携し24時間体制を行います。
健康診断・特定検診
当院では健康診断を行っております。府中市から委託された特定健診にも取り組んでいます。
健康診断は、病気の有無を問わず、定期的に行うことで自分の健康状態を確認するための重要な手段の一つです。健康診断を行うことで、病気の予防や早期発見、治療効果の確認ができます。健康診断についての重要性や、健康診断を受ける際の注意点について解説しつつ当院での費用についても概算をお伝えします。
健康診断の重要性
健康診断は、健康状態を把握することができるため、定期的な受診が推奨されています。健康診断を受けることで、病気の早期発見が可能となり、治療による効果も高まります。また、健康診断は予防医学の一環としても捉えられ、健康増進や生活習慣の改善につながることもあるため、健康維持にも役立つと言えます。
健康診断を受ける際の注意点
健康診断を受ける際には、受診前に準備をすることが大切です。まず受診前に当院に必ずご連絡ください。事前の食事制限や、ほかの医院や病院に通院中の方は、情報提供が必要ですので、事前におくすり手帳や採決結果などを持参を用意するなどお伝えする内容があります。またお時間を指定させて頂きます。 予約は当日でも可能ですが混み合う場合は待ち時間が長くなることもあるので、当院に連絡の上受診をお願いいたします。
費用
当院では下記の通りの
問診・血圧・身長・体重のみ→3500円程度
尿検査→+1000円程度
一般的な採血→+2000~4000円程度
レントゲンや心電図→+2000~4000円程度
超音波検査→+5000~+8000円程度
さらに糞便検査やCTなどを追加する場合や一般的採血項目に加えて腫瘍マーカーや甲状腺ホルモンなどを測定する場合は更に値段が高くなりますのでご相談ください。
まとめ
健康診断は、自分の健康状態を把握するために重要な手段の一つです。早期発見や治療効果の確認など、病気の予防や治療につながることが期待できます。
その他、会社の入職時の健康診断など必要なものがございましたら、遠慮なく当院にお問い合わせください。持ち込み頂いた健康診断書類を当院で行わせていただきます。
繰り返しますが健康診断や府中市の特定健診は、必ずお電話もしくは外来時受診時に受付でご予約をお取りください。
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は、花粉などのアレルギーのあるものに鼻が刺激され、くしゃみやその他の症状を引き起こすことです。日本では花粉症とも言いますが、スギ花粉症をはじめブタクサ、イネなどもあり、またはハウスダストや動物によるものなど季節性のものから通年性のものまで多岐にわたります。
アレルギー性鼻炎か確認
アレルギー性鼻炎の一般的な症状は風邪に似ており、次のとおりです。
- くしゃみ
- 鼻のかゆみ
- 鼻水または鼻詰まり
- かゆみ、赤く、涙目
- せき
- 口の中がかゆい
アレルギー性鼻炎の原因
アレルギー性鼻炎はアレルギー反応によって引き起こされます。
一般的なアレルギーは次のとおりです。
- 木、草、雑草からの花粉
- ハウスダストやダニ
- 犬や猫などの動物
- 木粉、小麦粉粉、ラテックス
あなたの家族の人々もアレルギーがある、もしくは喘息などある場合、アレルギー性鼻炎になる可能性が高くなるとされます。
アレルギー性鼻炎を自分で治療する方法
ご自宅でもアレルギー性鼻炎を治療することができます。簡単なものは、アレルギーを引き起こすものを避けることですが、花粉症は国を移動しない限り避けようがないので市販薬を投与してみましょう。
- 抗ヒスタミン薬(市販のものですとアレグラ、アレジオン、クラリチンなど)
- 鼻の詰まりを取り除くための点鼻薬
- 鼻や口のうがい
症状が改善に乏しい場合や悪化がある場合は、1週間以上使用しない当院にご来院ください。以下の治療で対応します。
アレルギー性鼻炎を(医院で)治療する方法
基本的な治療は抗ヒスタミン薬です。これは市販薬の種類を変えると改善するケースがあります。
- 抗ヒスタミン薬:市販されているものをはじめ、市販されていない眠気が少ない薬(ビラノア、デザレックス)にスイッチします。
- ロイコトリエン拮抗薬:鼻づまりがひどい人におすすめです。眠気の副作用はありません。
- 点鼻薬・点眼薬:ステロイドを含んだものもあります。局所の症状(目がかゆいなど)には有効です。
- そのほか:舌下免疫療法、ゾレアなど