甲状腺の病気で太る?メカニズムやほかに見られる症状についても解説

「甲状腺の病気で太ることはある?」
「体重が増えること以外に甲状腺の病気で見られる症状にはどんなものがある?」

最近になって体重が増えてきた方の中には、このような疑問をお持ちの方もいると思います。

甲状腺で作られる甲状腺ホルモンには、脂質やタンパク質などの栄養素の代謝(分解・吸収)を調整するはたらきがあります。

そのため、甲状腺ホルモンのバランスが崩れることで、意図しない体重の増加が見られることがあります。

また、甲状腺ホルモンの作用は全身に及ぶため、体重の増加以外にもさまざまな症状や不調が現れることがあるのです。

本記事では、甲状腺の病気で体重の増加が見られるメカニズムや体重の増加とともに生じやすい症状などについて解説します。

なお、意図しない体重の増加は、甲状腺の病気以外によっても引き起こされる可能性があります。

本記事では甲状腺の病気以外に体重の増加が見られる病気の特徴や症状などについても解説していますので、原因の分からない体重増加が見られる方の参考となれば幸いです。

1.甲状腺のはたらきと体重増加の関係

甲状腺は喉仏の下あたりに位置する器官で、甲状腺ホルモンという物質を作っています。

そして、甲状腺ホルモンは体の代謝(エネルギー消費や熱を作るはたらき)や心臓・血管などのはたらきの維持・調整に関わるホルモンです。

具体的には、脂質やタンパク質の分解・吸収を促したり、安静時のエネルギー消費(基礎代謝)を調整したりするはたらきがあります。

そのため、甲状腺ホルモンのバランスが乱れると、栄養素の分解・消費などの活動に影響が生じ、体重の変化につながることもあるのです。

特に甲状腺の機能が低下すると、甲状腺ホルモンの量も減ってしまい、エネルギー代謝が停滞することで体重が増えるケースが見られます。

これは甲状腺機能低下症と呼ばれる甲状腺の病気で生じることが多いです。

また、甲状腺機能低下症の中でも、甲状腺に慢性的な炎症が生じる橋本病では、食欲が低下するにも関わらず、体重の増加が見られることがあります。

なお、甲状腺ホルモンの量が減少することで基礎代謝も低下してしまうと、運動をしても効率よくエネルギーに変換されないことで体重が落ちにくくなることもあります。

このように、食事を通じて取り込まれた栄養素の分解・吸収だけでなく、基礎代謝の低下によって体重の増加や落ちにくさが現れることがある点に注意しましょう。

特に、普段と比べて食事の量が変わらなかったり減ってしまったりしているにも関わらず、体重が増えている場合には、甲状腺の機能に異常が生じている可能性もあるといえます。

ただし、甲状腺機能低下症で見られる体重の増加は、「脂肪が大きく増える」というよりもむくみ(粘液水腫)などの水分が貯まることが関わる比率が高いとされています。

治療で体重が減る場合も、主に水分が抜けることによる変化が中心となることがあります。

甲状腺のはたらきや甲状腺の病気の分類などについては、以下の記事もご覧ください。

2.甲状腺機能低下症で見られるほかの症状

甲状腺のはたらきが低下してしまう甲状腺機能低下症では、意図しない体重の増加以外にもいくつかの症状が見られることが多いです。

具体的には、以下のようなものが挙げられます。

甲状腺機能低下症で見られるほかの症状

  1. 疲労感や疲れやすさ
  2. 甲状腺の腫れ
  3. 肌の乾燥
  4. 冷え性
  5. むくみ
  6. 便秘
  7. 意欲や記憶力の低下
  8. 月経不順

特に橋本病ではこれらの症状が見られます。

また、橋本病は女性に多い傾向があり、中年以降に発症することが多いです。

これらの症状が見られる場合には甲状腺の機能に異常が生じている可能性を疑い、内分泌科などを受診して精密検査を受けることをおすすめします。

(1)疲労感や疲れやすさ

甲状腺ホルモンの量が低下することで、脂質やタンパク質などの栄養素の分解・吸収がされにくくなります。

これによって体はエネルギー不足の状態に陥りやすくなり、疲労感や疲れやすさなどが見られることがあります。

十分な睡眠時間を確保しているにも関わらず日中に眠気が現れる場合や疲れがとれない場合には、甲状腺ホルモンのバランスが崩れてエネルギー不足になっている可能性もあるのです。

甲状腺のはたらきと疲れやすさの関係については、以下の記事も参考になります。

(2)甲状腺の腫れ

橋本病では甲状腺に炎症が起こることによって、甲状腺の腫れが見られることもあります。

特に甲状腺全体が腫れる「びまん性甲状腺腫」が生じることがあり、触るとゴツゴツした感触があることが特徴です。

首回りに圧迫感を感じたり、服を着る際に首のあたりに窮屈さを感じたりする場合には、甲状腺が腫れている可能性もあります。

しかし、甲状腺の腫れは初期段階から見られることは少なく、症状の進行に伴って徐々に腫れてくることが一般的です。

なお、橋本病では必ずしも甲状腺が大きくなるとは限らず、経過によっては腫れが目立たない(あるいは小さくなる)こともあります。

また、甲状腺の腫れ方によっては、橋本病以外の病気の可能性もあります。

甲状腺の病気と首回りの腫れについては、以下の記事で詳しく解説しています。

(3)肌の乾燥

甲状腺ホルモンは、自律神経のはたらきを維持・調整する役割も担っています。

自律神経は、発汗量の調整にも関わるため、甲状腺ホルモンの量が低下すると、発汗量も低下してしまいます。

これによって、肌が乾燥しやすくなったりハリやツヤが失われたりすることがあるのです。

また、肌の乾燥による痒みなどの症状が見られることもあります。

さらに、血管が収縮することで血液の流れが悪くなり、皮膚が青白くなることもあります。

これによって貧血を引き起こすこともあり、橋本病の患者の10%程度に貧血の症状が見られることもあります。

このように、甲状腺ホルモンの量が低下することで、肌トラブルの原因になる可能性がある点にも注意しましょう。

なお、自己免疫が関わる甲状腺の病気では、自己免疫性胃炎や悪性貧血(ビタミンB12欠乏)などを合併することもあり、そのことが貧血を引き起こすこともあります。

そのため、貧血が疑われる場合には、甲状腺だけでなく、原因検索(鉄・ビタミンB12・消化管機能など)も重要です。

(4)冷え性

甲状腺ホルモンは、熱を作り出して体温を調整するはたらきにも関わります。

そのため、甲状腺機能が低下すると、体温調節がうまくできなくなることによって寒さに敏感になることがあります。

特に手足の指先などの末端で寒さを感じやすいです。

また、睡眠中に体温を維持することができず、起床したときに全身に寒さを感じる場合もあります。

気温が低下しているわけではないときに寒さに敏感になったり肌の乾燥が見られたりする場合には、甲状腺ホルモンの量が低下している可能性もあるため、内分泌科などを受診することがおすすめです。

(5)むくみ

甲状腺ホルモンが不足すると、体の中の余分な水分を汗として排出することができなくなります。

これは、先ほども述べたように、甲状腺ホルモンの低下によって自律神経のはたらきも停滞するからです。

すると、体の中に水分が溜まり、むくみが生じやすくなります。

特に顔にむくみが生じやすく、まぶたや唇などが腫れることが多いです。

むくみの背景には、発汗や血液の循環の変化に加えて、皮下に親水性の物質(ムコ多糖類やグリコサミノグリカンなど)が蓄積し、水分が保持されやすくなること(粘液水腫)も関与します。

甲状腺ホルモンの低下によるむくみは起床時に強く現れ、時間の経過とともに改善していくこともあります。

また、舌や口の中の粘膜にむくみが生じると、呂律が回らなくなったり声がしわがれたりすることもあります。

なお、甲状腺ホルモンの低下によるむくみが体重増加の原因となっていることもあるのです。

(6)便秘

胃腸のはたらきが低下することで、食欲不振や便秘に陥ることもあります。

甲状腺ホルモンは、腸の蠕動運動の調整にも関わるため、甲状腺ホルモンの量が低下すると腸の活動も停滞してしまいます。

また、栄養素の吸収・分解もうまくできなくなることで、消化不良や便秘が引き起こされることがあるのです。

食事量や食べているものを特に変えていないにも関わらず、便秘が続く場合には、その背後に甲状腺の病気が潜んでいる可能性があります。

(7)意欲や記憶力の低下

甲状腺機能低下症では、全身の活動が停滞してしまいますが、それは脳や精神的な活動にも影響を及ぼします。

特に脳や自律神経のはたらきが低下することによって、意欲の低下や物忘れが多くなることも多いです。

また、思考力の低下によって話すスピードがゆっくりになるなどの変化が見られることもあります。

(8)月経不順

甲状腺ホルモンは卵巣のはたらきにも関わっているため、甲状腺の機能が低下すると月経不順が起こりやすくなります。

特に甲状腺機能低下症では、月経量が多くなる傾向にありますが、甲状腺ホルモンの量が低下し続けると期間が長くなったり間隔が空いたりすることもあります。

治療をせずに放置することで、無月経や流産のリスクも高まることが報告されているため、注意が必要です。

特に妊娠を希望される方や妊娠中の方は、母体の甲状腺機能が胎児・妊娠経過に影響しうるため、主治医の方針に従って定期的に甲状腺機能を評価することが重要です。

3.急激な体重の増加が見られるほかの病気

甲状腺ホルモンのバランスが崩れることで、体重が増加することがあります。

しかし、体重の増加は甲状腺の病気以外によっても引き起こされることがあるため、現れているほかの症状とあわせて把握することが大切です。

体重が急激に増えることがある病気には、以下のようなものが挙げられます。

急激な体重の増加が見られるほかの病気

  1. クッシング症候群
  2. 心不全
  3. 糖尿病

それぞれについて、ほかに見られる症状も解説します。

(1)クッシング症候群

クッシング症候群は、腎臓の上部にある副腎と呼ばれる器官から放出されるホルモンのバランスが崩れる病気です。

主に副腎などに腫瘍ができることで引き起こされます。

副腎ではコルチゾールというホルモンが放出され、エネルギー代謝やストレスに対する反応などを促進するはたらきがあります。

クッシング症候群では、コルチゾールの放出が過剰になり、全身へのエネルギー供給が高められた状態に陥ります。

また、食欲を増進させるはたらきもあるため、体重が急激に増加することがあるのです。

特に体の中心部(お腹周り)に脂肪が溜まりやすくなり、顔が丸く腫れる(ムーンフェイス)などの特徴的な症状が見られます。

エネルギー供給が高められることで、肝臓でブドウ糖を作り出す「糖新生」と呼ばれる活動も促され、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高い状態が続くこともあり、血圧やコレステロール値の上昇が見られることもあります。

症状を放置すると、血糖値の上昇による免疫力の低下によって、感染症にかかりやすくなり、重症化のリスクも高まるため、注意が必要です。

クッシング症候群の治療は、腫瘍を摘出することによって行うことが一般的です。

しかし、腫瘍を摘出することができない場合には、コルチゾールのはたらきを抑える薬による治療が行われることもあります。

(2)心不全

心不全は、心臓のはたらきが低下し、全身に十分な量の血液を送り出すことができなくなる病気です。

血液は栄養素や酸素を全身に送り出す役割を担っているため、心臓のはたらきが低下すると、栄養素などを臓器に運ぶことができなくなってしまいます。

これによって、動悸や息切れ、疲れやすさなどの症状が現れるのです。

また、腎臓への血液の流れが悪くなることで、水分の排出機能が低下し、体に水分が溜まってしまい、むくみや体重の増加が見られることもあります。

心不全による体重の増加は、あくまで水分が体の中に溜まることによって引き起こされるため、体脂肪の蓄積を伴わないケースもあります。

心臓をとり囲む太い血管(冠動脈)の内部が狭くなったり詰まったりする狭心症や心筋梗塞の持病がある場合には、心不全のリスクが高いです。

また、高血圧や動脈硬化、糖尿病などの病気と関連して発症することもあります。

なお、甲状腺機能低下症が進行・悪化することで心臓や血管のはたらきが弱められてしまい、心不全を引き起こすこともあります。

症状が進行すると、エネルギー不足に陥った臓器が活動を停止し、生命に関わることもあります。

動悸や息切れ、急激な体重の増加などが見られる場合には、直ちに循環器内科などを受診しましょう。

(3)糖尿病

糖尿病は、膵臓から放出されるインスリンというホルモンのバランスが崩れることで、血糖値が慢性的に高くなる病気です。

インスリンはブドウ糖をエネルギー源として消費することを促し、余分なブドウ糖を脂肪や筋肉に蓄えるはたらきも担っています。

そのため、糖尿病の初期では、血糖値の上昇とインスリンの過剰な放出による体重の増加が見られることがあります。

また、脂肪の蓄積による体重の増加がインスリンのはたらきを低下させ、糖尿病を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

血糖値が高い状態が続くと、血液がドロドロになり、血液の濃度を薄めるために血管に水分が取り込まれます。

これによって体の細胞は脱水症状に陥り、水分の摂取量の増加や頻尿・多尿といった症状が現れることもあるのです。

血糖値が高い状態を放置することで、症状が徐々に進行・悪化し、血管が傷ついたり詰まりやすくなったりして、動脈硬化などの合併症を引き起こすリスクが高まります。

そのため、糖尿病の疑いがある場合には、早期に内分泌科や糖尿病専門クリニックを受診し、精密検査を受けることが重要です。

糖尿病の進行ステージごとの症状や合併しやすい病気などについては、以下の記事もあわせてご覧ください。

4.意図しない体重の増加が見られる場合の対処法

食事の量が変わっていないにも関わらず体重が増えたり、運動をしていても体重が落ちにくくなったりした場合には、甲状腺の病気である可能性があります。

しかし、上記のように、体重が増えてしまうことには、ほかの病気が関わっていることもあるため、以下のような対応をとることが大切です。

意図しない体重の増加が見られる場合の対処法

  1. 内分泌科などの専門の医療機関を受診する
  2. 食事の栄養素のバランスを整える
  3. 適度な運動に取り組む
  4. 自分に合った方法でストレスの管理をする

順に見ていきましょう。

(1)内分泌科などの専門の医療機関を受診する

食事や運動などの生活習慣に変化がないにも関わらず、急激な体重の増加が見られる場合には、その背後に何らかの病気が潜んでいる可能性があります。

甲状腺ホルモンのバランスが関わっていることもあるため、まずは内分泌科などの専門の医療機関を受診しましょう。

内分泌科は、ホルモンに関する病気の診断や治療を専門とする診療科です。

また、甲状腺の病気は、現れている症状だけでなく、血液検査や超音波検査などの検査を行い、最終的な診断が下されます。

早期に内分泌科を受診することで、必要な検査を受けることができ、体重増加の原因を特定することにもつながります。

甲状腺の病気の診断で実施される検査については、以下の記事をご覧ください。

また、甲状腺の検査のうち、血液検査の項目や病気の診断基準については、以下の記事で詳しく解説しています。

(2)食事の栄養素のバランスを整える

食事の栄養素のバランスが崩れると、体に脂肪が溜まりやすくなり、体重の増加や落ちにくさにつながることがあります。

また、甲状腺の病気などによるエネルギー代謝の低下に栄養素のバランスが崩れることが重なり、体重が増えてしまうこともあります。

そのため、栄養素のバランスを意識した食事をとることも大切です。

特に橋本病をはじめとする甲状腺機能低下症の場合には、不足している甲状腺ホルモンを薬によって補う治療法(薬物療法)がとられることが一般的です。

これによってエネルギー代謝を改善させる効果が期待できますが、適正な体重管理のためには、薬の服用だけでなく、食習慣の改善もあわせて行う必要があります。

例えば、主食・主菜・副菜のバランスがとれた食事を意識することが大切です。

また、炭水化物・脂質・タンパク質のバランスを整え、食物繊維やミネラルなども豊富にとることが欠かせません。

食事の栄養素のバランスが崩れることで、甲状腺ホルモンのバランスに影響を与えるだけでなく、糖尿病などのほかの病気を引き起こす可能性が高まることにも注意が必要です。

なお、甲状腺ホルモンはヨウ素から作られますが、過剰なヨウ素の摂取は甲状腺ホルモンの合成を妨げ、甲状腺機能低下症を引き起こす原因となるケースがあります。

体質(自己免疫性甲状腺疾患など)によっては、サプリメントや昆布などでヨウ素の摂取量が過剰になると、甲状腺機能低下症だけでなく甲状腺機能亢進症を引き起こすこともあります。

そのため、ヨウ素を含む食品や食材(昆布やひじきなどの海藻類、魚介類など)の過剰摂取にも注意し、適切な量をとることを心がけましょう。

食品の範囲での摂取は一般的には大きな問題にはなりにくいですが、ヨウ素(ヨード)や昆布(ケルプ)サプリの常用は避け、心配な場合は主治医に相談することが大切です。

(3)適度な運動に取り組む

食習慣の改善とともに、運動習慣を見直すことも大切です。

ウォーキングや散歩などの有酸素運動を行うことで、基礎代謝を高め、甲状腺ホルモンのはたらきを助ける効果が期待できます。

特に甲状腺ホルモン薬による治療を行っている場合には、適度な運動を行うことで、薬の治療効果を高めることにもつながります。

また、運動に取り組むことで、食事によって取り込まれた栄養素をエネルギー源として適切に消費することができます。

もっとも、橋本病などの甲状腺機能低下症では、全身の代謝が落ちることにより、寒さに敏感になるほか、血行の悪化による筋肉の強張りなどが見られることもあります。

そのため、激しい運動を行うことによって怪我などのリスクも高まるため、体調に応じて運動量などを調整することが重要です。

例えば、1日に30分程度の散歩や室内でのストレッチなどによっても体重管理や代謝の改善効果が期待できます。

また、運動を行った後に疲労感が現れたり体調が悪化したりした場合には、速やかに主治医に相談するなどの対応も必要です。

(4)自分に合った方法でストレスの管理をする

持続的なストレスは、体の中のホルモンバランスを乱し、さまざまな症状や病気を引き起こすことがあります。

また、甲状腺のはたらきにも影響を及ぼし、甲状腺ホルモンのバランスが崩れることで橋本病などの病気を引き起こすことがあります。

そのため、ストレスのコントロールを行うことも重要です。

ストレスを解消するために過食や過度な飲酒などをしてしまい、そのことが体重の増加につながることもあるため、適切な方法でストレス解消を図ることが大切です。

具体的には、十分な睡眠をとったり深い呼吸(腹式呼吸)を行ったりするなど、自律神経を整えるような活動に取り組みましょう。

また、休日にはリフレッシュする時間を確保することで、ストレスの蓄積による疲労感などを軽減することにつながります。

まとめ

本記事では、体重の増加と甲状腺の関係や甲状腺の機能が低下した場合に現れる症状などについて解説しました。

甲状腺ホルモンの量が低下することで、エネルギー代謝が停滞し、体重が増えたり落ちにくくなったりすることがあります。

また、甲状腺ホルモンは臓器や自律神経など、さまざまな組織の活動にも関わるため、疲労感やむくみ、便秘、記憶力の低下などの症状が現れることもあります。

甲状腺の機能が正常であるかどうかは、専門の医療機関を受診し、精密検査を受けなければ判断が難しいです。

意図しない体重の増加が見られる場合には、甲状腺の病気である可能性も視野に入れ、内分泌科などで精密検査を受けることをおすすめします。