
甲状腺の病気の症状とは?セルフチェック項目や病気の分類についても解説
「甲状腺の病気になるとどのような症状が現れる?」
「症状からセルフチェックすることはできる?」
「甲状腺の病気の種類や予防のポイントについて知りたい」
原因の分からない不調に悩まされている方の中には、甲状腺の病気の可能性を疑っている方もいると思います。
甲状腺は、喉仏の下あたりにある小さな器官です。
主に甲状腺ホルモンと呼ばれる物質が作られ、血液の中に放出されます。
そして、甲状腺ホルモンは体の中のさまざまな細胞のはたらきを助ける役割を果たしています。
そのため、甲状腺に異常が生じると、甲状腺ホルモンのバランスが崩れ、さまざまな不調が現れることになるのです。
本記事では、甲状腺の病気の可能性を疑うきっかけとなるセルフチェック項目や主な甲状腺の病気について解説します。
甲状腺の病気には、特有の症状が少なく、症状の現れ方にも個人差があることが多いです。
何らかの症状や不調が見られても、甲状腺の病気であることに気づかずに放置されたり別の病気と考えられたりするケースも少なくありません。
原因の分からない症状や不調に悩まされている方は、本記事の内容も参考にしながら、内分泌科などの専門の医療機関を受診して精密検査を受けることも検討しましょう。
1.甲状腺の病気のセルフチェック項目

甲状腺は、甲状腺ホルモンと呼ばれる物質を作り出し、血液に放出する役割を担っています。
血液中に放出された甲状腺ホルモンは体の中をめぐり、さまざまな細胞や組織の活動を助けるはたらきを持っています。
例えば、タンパク質や脂質などの栄養素の吸収・分解を促し、新しい細胞が作り出されることを助けるはたらきがあります。
また、心臓の筋肉の収縮を高めて心拍数を増加させたり、酸素の消費と熱を作り出す活動を高めたりして、基礎代謝を維持・向上させる役割も担っているのです。
このように、甲状腺と甲状腺ホルモンは、私たちの生命活動を維持するために必要不可欠な器官です。
しかし、甲状腺の病気になると、甲状腺ホルモンのバランスが崩れてしまい、以下のような症状が現れることがあります。
- 首や喉の腫れ・違和感
- 体温や気温の感じ方
- 発汗量の変化
- 心拍数の変化
- 体重の増減
- 疲労感や倦怠感
- 便通の状態
- 精神状態の変化
甲状腺の病気は、早期に見つけて適切に治療・経過観察を行えば、多くは症状を改善させ、日常生活を問題なく送ることができるようになります。
しかし、病気の種類によっては長期的な治療が必要になることもあります。
そのため、このような症状や不調が見られる場合には、甲状腺の病気である可能性を疑い、専門の医療機関で精密検査を受けることをおすすめします。
甲状腺の病気が疑われる場合に受診すべき診療科や甲状腺の機能の詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。
(1)首や喉の腫れ・違和感
甲状腺は、喉仏の下あたりにあるため、首や喉に腫れや痛みなどの症状が見られる場合には、甲状腺の病気の可能性があります。
具体的には、喉の一部が腫れていたり首回りが全体的に腫れていたりする場合には、甲状腺に異常が生じているケースがあります。
チェックの方法としては、鏡の前に立った状態で喉や首回りに異常な腫れや膨らみがないかを確認しましょう。
また、横から見たときに首のラインを基準としたときに膨らみやしこりなどの有無をチェックすることも大切です。
さらに、ものを飲み込むときに痛みや喉の前のあたりに引っかかりを感じる場合には、甲状腺の異常が原因である可能性があります。
このほか、甲状腺の腫れによって声帯が圧迫されることもあり、理由の分からない声のかすれや声の出しづらさといった症状にも注意しましょう。
甲状腺の病気の際に見られる腫れやしこりの特徴については、以下の記事をご覧ください。
(2)体温や気温の感じ方
甲状腺ホルモンは、基礎代謝を維持・向上させるはたらきがあるため、甲状腺の病気によってバランスが崩れると、体温などに変化が生じることがあります。
具体的には、外の気温と比較して、体の熱さを感じたり、逆に寒さを感じたりすることがあるのです。
特に甲状腺ホルモンの量が正常よりも増えると、基礎代謝が活発化することで体温が上昇しやすくなります。
逆に甲状腺ホルモンの量が正常よりも減ってしまうと、基礎代謝が低下し、体温が下がってしまうことになります。
そのため、気温が暖かいにも関わらず寒さに敏感になったり、気温が低いにも関わらず暑さを感じたりする場合には、甲状腺の病気の可能性もあることに注意が必要です。
(3)発汗量の変化
基礎代謝のほかにも、甲状腺ホルモンは自律神経のはたらきにも関わります。
自律神経は、呼吸や発汗、血圧の調整など、私たちが無意識的に行っている活動に関わる神経です。
甲状腺ホルモンのバランスが崩れることで、自律神経のはたらきにも不調が生じることがあります。
具体的には、発汗量の調整ができなくなり、汗をかきやすくなったり、逆に皮膚が乾燥したりすることがあるため、注意が必要です。
特に甲状腺ホルモンの量が増加すると、自律神経のはたらきが活発になり、発汗量が増えることになります。
これに対して、甲状腺ホルモンの量が低下すると、発汗量が減ってしまい、皮膚が乾燥しやすくなるという違いがあります。
(4)心拍数の変化
心拍数の変化も甲状腺の病気の可能性を疑う際には重要な要素となります。
これは、甲状腺ホルモンが心臓の筋肉の収縮や心拍数の調整に関わっていることに理由があります。
甲状腺ホルモンの量が正常範囲を上回っている場合には、心拍数の増加が見られます。
これに対して、正常範囲を下回っている場合には、心拍数が低下してしまうのです。
具体的には、安静時の脈拍が普段より明らかに速い(目安として100回/分以上が続く)・遅い、または動悸や息切れが出る場合には、甲状腺機能の異常を含めた原因検索が必要です。
また、1分間の脈拍数が50回を下回る場合、甲状腺ホルモンの量が低下している可能性があることにも注意が必要です。
なお、動悸や息切れなどの症状が急に現れるようになった場合には、甲状腺の病気による甲状腺ホルモン量の異常に原因があるケースも考えられます。
(5)体重の増減
急激な体重の増加や減少が見られる場合にも、甲状腺の病気が関係している可能性があります。
甲状腺ホルモンは、体のエネルギー代謝(熱を作る・脂肪や糖を使うはたらき)を促すはたらきがあるため、甲状腺の病気になると、このはたらきに乱れが生じることがあります。
具体的には、甲状腺ホルモンの量が多い場合には、タンパク質や脂質の分解・吸収が促され、体重が減少することがあるのです。
また、甲状腺ホルモンの量が減っている場合には、これらの栄養素の分解・吸収がうまくできず、体重の増加が見られることがあります。
そのため、ダイエットなどをしていないにも関わらず体重が減ったり、食事の量が特に変わっていないにも関わらず体重が増加したりする場合には、甲状腺の病気の可能性があることに注意が必要です。
(6)疲労感や倦怠感
疲れやすさを感じる場合にも、甲状腺ホルモンの増減が関わっている可能性があります。
これは、甲状腺ホルモンのはたらきの中でも、基礎代謝や自律神経に関するはたらきとの関連があるといえます。
具体的には、甲状腺ホルモンの量が正常よりも多い場合には、基礎代謝や自律神経のはたらきが促され、精神活動も活発になります。
これによって、疲れやすさや倦怠感などが生じることがあるのです。
また、甲状腺ホルモンの量が正常よりも少なくなると、基礎代謝や自律神経のはたらきが低下し、精神活動も停滞してしまいます。
そうすると、日中に強いだるさや眠気などが続いてしまうことがあるため、注意が必要です。
このように、甲状腺ホルモンの量が多すぎても少なすぎても倦怠感や疲労感といった症状が現れることがある点も押さえておきましょう。
甲状腺の病気で見られる疲れやすさの特徴については、以下の記事も合わせてご覧ください。
(7)便通の状態
甲状腺ホルモンは、腸からの栄養素の吸収を促すはたらきもあります。
そのため、甲状腺の病気によって甲状腺ホルモンのバランスが崩れると、腸のはたらきに影響を及ぼし、便通の状態に変化が見られることが多いです。
例えば、甲状腺ホルモンの量が多くなると、腸などの消化管のはたらきが活発化し、軟便や下痢などの症状が見られることがあります。
これに対して、甲状腺ホルモンの量が低下すると、腸のはたらきが停滞し、便秘になりやすくなることに注意が必要です。
このように、甲状腺の病気が原因で排便に関する状況にも変化が生じることがあります。
そのため、特に身に覚えがないにも関わらず下痢や便秘が長く続いている場合には、甲状腺の病気である可能性もあることに留意しましょう。
(8)精神状態の変化
甲状腺ホルモンの乱れは、精神状態に影響を及ぼすこともある点に注意しましょう。
例えば、甲状腺ホルモンの量が過剰になると、精神活動も活発になり、イライラや不安感などが強く現れることがあります。
これに対して、甲状腺ホルモンの量が減少すると、精神活動が停滞し、モチベーションの低下や抑うつ状態に陥ることもあります。
2.甲状腺の病気の主な分類

上記のような症状や違和感がある場合には、甲状腺の病気が関わっている可能性があることに注意が必要です。
特に以下のような症状が見られる場合には、なるべく早期に内分泌科などの専門の医療機関を受診することをおすすめします。
- 喉や首に明らかな腫れやしこりがある
- 直近数か月の間に意図しない体重の変化が生じた
- 原因の分からない疲労感や脱力感が強く現れている
- 動悸や心拍数の変動が大きい など
もっとも、甲状腺の病気には分類があり、病気によって現れる症状にも違いが見られます。
具体的には、以下のような分類があります。
- 甲状腺機能亢進症
- 甲状腺機能低下症
- 破壊性甲状腺炎
- 甲状腺腫
順にご説明します。
(1)甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症は、甲状腺のはたらきが過剰に高められることによって引き起こされます。
これによって、甲状腺ホルモンが血液中に過剰に放出されてしまい、全身のはたらきが通常よりも高められてしまうのです。
具体的には、以下のような症状が見られることが多いです。
- 暑さに敏感になる
- 発汗量が増える
- 動悸や息切れ
- 手指の震え
- 体重の減少
- 下痢や排便回数の増加
- イライラ、不安感 など
なお、甲状腺機能亢進症の代表的な病気には、バセドウ病があります。
甲状腺機能亢進症のメカニズムやバセドウ病の症状などについては、以下の記事で詳しく解説しています。
(2)甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症は、甲状腺のはたらきが低下することによって引き起こされます。
主に甲状腺ホルモンの量が正常よりも低下することによって、全身のはたらきが停滞する病気です。
具体的には、以下のような症状が見られます。
- 寒さに敏感になる
- 皮膚が乾燥しやすくなる
- 疲労感や倦怠感
- 顔や手足のむくみ
- 体重の増加
- 便秘
- 集中力の低下や抑うつ状態 など
甲状腺機能低下症を引き起こす原因や治療法、予防のポイントなどについては、以下の記事も合わせてご覧ください。
(3)破壊性甲状腺炎
破壊性甲状腺炎(無痛性甲状腺炎・産後甲状腺炎・亜急性甲状腺炎など)は、甲状腺の細胞が炎症で傷つくことで、蓄えられていた甲状腺ホルモンが血液中に漏れ出し、一時的に甲状腺中毒症状が出る病気です。
これによって、体のはたらきが高められてしまいます。
また、ウイルスなどの異物の感染によって引き起こされることから、喉や甲状腺に炎症を伴うことが一般的です。
具体的には、喉の痛みや腫れ、発熱などの症状が現れることがあります。
このほか、動悸や息切れ、疲労感などの症状が見られることもあります。
そのため、風邪と間違われてしまい、発見が遅れるケースも少なくありません。
なお、甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症とは異なり、症状は一時的であることが多く、甲状腺の細胞が修復されると多くは数週間~数か月で軽快します。
しかし、稀に甲状腺機能低下が残ることもあるため、経過観察が必要です。
破壊性甲状腺炎のメカニズムや症状、治療の注意点などについては、以下の記事も参考になります。
(4)甲状腺腫
甲状腺が腫れる状態を「甲状腺腫」と呼びます。
腫れ方には、全体が腫れるタイプ(びまん性)としこり(結節)ができるタイプがあります。
しこりがある場合は良性のものが多いものの、悪性のもの(甲状腺がん)が含まれることがあるため、超音波検査や必要に応じて細胞診で確認が必要です。
主に甲状腺腫では、喉や甲状腺の一部または全部が腫れる症状が見られます。
しかし、初期段階では目立った症状がほとんど現れません。
そのため、腫瘍が大きくなった段階で本人も気づくケースが多いです。
腫瘍が大きくなるにつれて、喉の違和感や苦しさ、ものが飲み込みにくくなるなどの症状が現れることもあります。
良性のものである場合には、経過観察による治療が行われることが一般的です。
しかし、腫瘍のサイズが大きい場合や悪性の腫瘍(がん)である場合には、外科的措置がとられることもあります。
3.甲状腺の病気と間違われやすいほかの病気
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甲状腺の病気は、男性よりも女性の方に多く発症する傾向があります。
また、30代以降で発症するケースが多く見られ、症状の内容から以下のような病気と間違われることも多いです。
- 更年期障害
- うつ病
- 高血圧
- 心臓病
- 糖尿病 など
なお、この中でも、特に糖尿病には注意が必要です。
糖尿病は、膵臓で作られるインスリンというホルモンのバランスが崩れることで引き起こされる病気です。
インスリンには、体の中の細胞に糖質(ブドウ糖)をエネルギー源として取り込ませるはたらきがあります。

そのため、インスリンのバランスが崩れると、体はブドウ糖をうまくエネルギーとして消費することができなくなってしまうのです。
そうすると、体はエネルギー不足に陥り、日中に倦怠感や疲労感、強い眠気などが見られることがあります。
また、ブドウ糖をエネルギーとして利用できなくなることで、体は筋肉や脂肪に蓄えられているタンパク質を分解してエネルギーを補おうとします。
これによって、食事をとっているにも関わらず、体重が急激に減っていくことがあり、甲状腺の病気の症状とも共通点があるといえるでしょう。
また、糖尿病では血糖値が高い状態が続きますが、甲状腺の病気の中でも、甲状腺機能亢進症では血糖値の上昇が見られることがあります。
これは、甲状腺ホルモンが腸管でのブドウ糖の吸収を促すはたらきを持っているからです。
甲状腺機能亢進症の患者の中には、血糖値の上昇が見られる症例が30~60%ほど存在するという研究もあります。
このように、甲状腺ホルモンとインスリンはともに栄養素の吸収・消費に関わるホルモンであることから、症状に一部共通するものがあり、注意が必要です。
糖尿病で見られる主な症状や糖尿病のセルフチェック項目については、以下の記事も合わせてご参照ください。
4.甲状腺の病気を予防するためのポイント

甲状腺の病気は、さまざまな要因が関わることによって引き起こされます。
しかし、普段の生活習慣などを改善させることで、甲状腺の病気を予防することが可能です。
具体的には、以下のようなポイントに注意しましょう。
- ヨウ素の摂取量に注意する
- 栄養素のバランスを意識した食習慣を心がける
- ストレスに適切に対処する
- 定期的に健康診断を受診する
それぞれについて解説します。
(1)ヨウ素の摂取量に注意する
甲状腺ホルモンは、ヨード(ヨウ素)を材料として作られます。
そのため、ヨウ素の摂取量が不足している場合には、甲状腺で作られる甲状腺ホルモンの量が少なくなってしまい、甲状腺機能低下症を引き起こすリスクがあります。
もっとも、日本人は欧米などの地域と比較するとヨウ素を十分に摂取できていることが多く、ヨウ素の欠乏による甲状腺機能の低下を引き起こすことはほとんどありません。
これは、ヨウ素を豊富に含む海藻類(特に昆布)や魚介類を普段から食事を通じて摂取している傾向にあるからです。
しかし、過剰にヨウ素を摂取することで、甲状腺ホルモンを作り出すはたらきが却って妨げられてしまうため、適切な摂取量を意識することが重要といえます。
また、うがい薬などの薬剤や一部の健康食品にもヨウ素が含まれているものがあるため、そのような薬剤などを長期にわたって使用している場合にも注意が必要です。
(2)栄養素のバランスを意識した食習慣を心がける
ヨウ素の摂取量に加えて、食事全体の栄養素のバランスを意識するようにしましょう。
具体的には、ビタミンやミネラルのバランスを意識することが大切です。
特に亜鉛やセレンなどの栄養素は、甲状腺の機能をサポートする役割があることが知られています。
亜鉛は肉類や魚介類、豆類などに多く含まれており、セレンはナッツ類や全粒粉などに含まれています。
そのため、これらの栄養素も積極的にとることで、甲状腺のはたらきを保ち、甲状腺ホルモンのバランスを安定させる効果が期待できるでしょう。
(3)ストレスに適切に対処する
慢性的なストレスを受けている場合には、甲状腺のはたらきに悪影響を及ぼすことが知られています。
これは、ストレスを受け続けることで体の中のホルモンバランスが崩れ、甲状腺ホルモンのバランスも乱れてしまうことに理由があるとされています。
そのため、ストレスにさらされている場合には、うまくストレスに対処する方法を見つけることが重要です。
例えば、休日にしっかりと睡眠をとることや趣味の時間を作るようにするなど、リラックスできるような習慣を取り入れることも効果的といえます。
なお、定期的な運動習慣は、基礎代謝を高めて甲状腺のはたらきを維持・向上させる効果も期待できます。
(4)定期的に健康診断を受診する
甲状腺の病気では、甲状腺ホルモンのバランスが崩れることが多いです。
また、甲状腺ホルモンは体の中のさまざまな臓器にはたらきかけるため、バランスが崩れることで、ほかの臓器にも影響を及ぼすことがあります。
なお、臓器の異常については、血液検査などの結果から判明することが多く、そこから甲状腺の病気の特定に至るケースもあります。
そのため、定期的に健康診断を受け、体の機能に異常が生じていないかをチェックすることが大切です。
例えば、甲状腺ホルモンのバランスが崩れることで、脂質や糖質の吸収・分解に影響が生じることがあり、血中脂質や血糖値の上昇が引き起こされることもあります。
これらの数値は甲状腺の病気とは無関係に変動することもありますが、その背景に甲状腺機能の異常が潜んでいるケースもあるのです。
定期的に健康診断などを受診することで、このような変化も把握しやすくなり、早期発見によって適切な治療を行うことができる可能性も高まります。
まとめ
本記事では、甲状腺の病気に関するセルフチェック項目や甲状腺の病気の分類などについて解説しました。
甲状腺で作られる甲状腺ホルモンは、体の中の細胞の成長や基礎代謝の維持・調整に関わるものです。
そのため、甲状腺の病気によってホルモンのバランスが崩れてしまうと、動悸や息切れ、体重の増減、イライラや意欲の低下などの症状が見られることがあります。
甲状腺の病気で見られる症状は、特有のものが乏しく、ほかの病気と間違われてしまい、発見が遅れるケースも少なくありません。
本記事で解説したような症状に心当たりのある方は、甲状腺の病気である可能性も疑い、なるべく早期に内分泌科などで精密検査を受けるようにしましょう。







