2022年当院実績(発熱外来について)

当院は地域のかかりつけ医として、新型コロナウイルス検査を含む発熱外来を行っていく方針を立てております。府中市だけでなく、近隣の多摩市・稲城市など患者様が御来院してくれています。発生届が出ていた際に、当院で診断した新型コロナウイルスの患者数は、府中市内の約2%から3%程度、近隣休診日の際に最大10-20%程度を当院から占めておりました。ゴールデンウイーク中、夏季休暇(お盆時期)および2022年年末2023年年始も発熱外来の開設を行いました。1日の受け入れ人数の推移として、2022年の継承当初は1日に12-15名程度でしたが、2023年1月現在、最大で30名から40名程度にまで発熱患者さんを受け入れる体制を拡大しました。それでもお断りすることがあることがあり、更なる診療機能向上に努めるため、現在PCRの検査機器を当院で稼働させております。2022年12月には抗原検査387件、PCR検査119件を行っております。そのうち約40%程度の方が陽性と診断されております。診療体制の強化に協力してくれたのは全て当院のスタッフの援助あってのことです。発熱外来だけが、かかりつけ医の役割ではございませんが、当院としては医療機関の責務と考え、コロナ禍の中で責務を全うしていきたいと思っております。