1型糖尿病とは?発症メカニズムや分類、治療法について解説

「1型糖尿病にはどんな特徴がある?」
「2型糖尿病との違いや治療法について知りたい」

糖尿病の分類について、このような疑問をお持ちの方もいると思います。

糖尿病は、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高い状態が続く病気です。

血糖値が高い状態になるのは、膵臓のβ細胞から分泌されるインスリンというホルモンの量や作用が低下することに理由があります。

糖尿病には1型糖尿病、2型糖尿病のほか、遺伝子異常や膵臓・内分泌疾患、薬剤などが原因となる「その他の特定の機序・疾患による糖尿病」、妊娠糖尿病などがあります。

本記事では、1型糖尿病の発症メカニズムや2型糖尿病との違い、1型糖尿病の分類などについて解説します。

また、1型糖尿病の治療法や注意点についてもあわせて解説しますので、1型糖尿病についての理解が深まれば幸いです。

1.1型糖尿病の概要

糖尿病は、発症する原因によって、大きく分けると1型と2型の違いがあります。

このうち、1型糖尿病は、糖尿病患者全体に対して約5%未満であり、割合としては大きいわけではありません。

また、小児から思春期の時期に発症する傾向がありますが、成人でも発症するケースもあり、小児だけの病気でないことに留意しましょう。

特に1型糖尿病については、以下の点を把握しておくことが重要です。

1型糖尿病の概要

  1. 発症メカニズム
  2. 主な症状
  3. 2型糖尿病との違い

それぞれについてご説明します。

(1)発症メカニズム

1型糖尿病は、何らかの原因によって膵臓のβ細胞が破壊され、インスリンを分泌できなくなることで発症します。

インスリンは細胞にはたらきかけて、血液中のブドウ糖を取り込ませてエネルギーとして消費させる役割を担っています。

しかし、β細胞が破壊されてインスリンが作られなくなると、ブドウ糖を細胞に取り込めなくなってしまい、血糖値が高い状態が続くことになります。

β細胞が破壊されてしまう原因については、免疫機能に異常が生じることで、β細胞を異物として誤って攻撃してしまうことが指摘されています。

1型糖尿病の症例のうち、約90%は免疫の異常(自己免疫)によるもの(1A型)とされていますが、残りの約10%は特発性のもの(1B型)であり、原因は不明です。

また、免疫に異常が生じる原因やメカニズムについては完全には解明されておらず、1A型と1B型のいずれであっても予防することは難しいのが現状です。

なお、1型糖尿病は2型糖尿病と同様に、以下のような血糖値の基準を満たす場合、診断が下されることになります。

血糖値の指標 基準値
空腹時血糖値 126㎎/dL以上
食後血糖値(またはブドウ糖負荷試験) 200㎎/dL以上
HbA1c 6.5%以上

これらは「糖尿病型」と判断する基準であり、実際の診断では検査結果や症状などを総合して判断します。

1型糖尿病は免疫の異常によって発症するケースが多く、上記のような項目のほか、β細胞に含まれるタンパク質(GAD)に対する抗体(GAD抗体)が陽性となることが多いです。

このように、血糖値だけでなく、自己抗体についても検査することが1型糖尿病の診断では重要な手がかりとなります。

(2)主な症状

1型糖尿病でも、高血糖の状態に陥ることで、2型糖尿病の場合と同様に以下のような症状が見られます。

1型糖尿病で見られる主な症状

  • 異常な喉の渇き
  • 水分摂取量の増加
  • 尿の回数・量の増加
  • 倦怠感
  • 体重の急激な減少 など

特に小児の場合には、夜尿(おねしょ)が多いなどの特徴が見られることもあります。

また、2型糖尿病は食習慣の乱れや運動不足などの生活習慣の乱れが積み重なることで徐々に進行・悪化するのに対して、1型糖尿病では急激に症状が現れる傾向にあります。

なお、インスリンがほとんど分泌されなくなる1型糖尿病では、ブドウ糖をエネルギーとして利用できず、体は筋肉などの組織を分解してエネルギー不足を賄おうとします。

これによって、急激に痩せていくことがあり、筋肉などの分解が進むと、ケトン体と呼ばれる物質が大量に作られます。

ケトン体が血液中にあふれると、血液が酸性に傾き、激しい喉の渇きや腹痛、嘔吐などの症状を引き起こす「糖尿病性ケトアシドーシス」に陥るリスクが高いです。

1型糖尿病では2型糖尿病と比較して糖尿病性ケトアシドーシスに陥りやすいことが知られており、放置すると昏睡などの意識障害を引き起こして生命に関わる可能性もあります。

上記のような症状が急激に現れた場合には、直ちに糖尿病内科などを受診して必要な治療を受けることが大切です。

(3)2型糖尿病との違い

糖尿病患者全体では、2型糖尿病の患者が95%以上を占めるとされています。

1型糖尿病と2型糖尿病は、以下のような点で違いが見られます。

主な違い 1型糖尿病 2型糖尿病
原因 膵臓のβ細胞が何らかの理由で破壊されることによるインスリン量の不足 インスリン抵抗性の増大とインスリン量の不足
発症年齢 若年者に多い 中高年に多い
症状の現れ方 急激に症状が現れる 初期には目立った自覚症状はなく、緩やかに進行する
患者の体型 瘦せ型に多い 肥満に多い
治療法 インスリン療法が中心 食事と運動の習慣を改善させることを中心に、必要に応じて薬物療法・インスリン療法が行われる

2型糖尿病は、生活習慣の乱れなどによって、インスリンの作用が弱められてしまう「インスリン抵抗性」が見られる場合が多いです。

しかし、インスリン抵抗性が高まった状態が続くと、体は血糖値を下げようと膵臓からさらにインスリンを分泌し、症状の進行に伴いインスリン分泌能がさらに低下することがあります。

そうすると、2型糖尿病の場合でもインスリンが分泌されなくなってしまうことに注意しましょう。

2型糖尿病を引き起こす主な原因や治療法、予防のためのポイントなどについては以下の記事で詳しく解説しています。

2.1型糖尿病の分類

1型糖尿病は、発症・進行の速さや臨床経過によって、以下のように分類されます。

1型糖尿病の分類

  1. 劇症1型糖尿病
  2. 急性発症1型糖尿病
  3. 緩徐進行1型糖尿病

それぞれの診断基準や特徴について解説します。

(1)劇症1型糖尿病

1型糖尿病の中で最も急激に症状が進行するタイプです。

一般的に発症から1週間程度でβ細胞が破壊され、インスリンがほとんど分泌されない状態に陥ります。

以下のすべてを満たす場合、劇症1型糖尿病と診断されます。

1. 糖尿病症状発現後1週間前後以内でケトーシスあるいはケトアシドーシスに陥る
(初診時尿ケトン体陽性、血中ケトン体上昇のいずれかを認める)
2. 初診時の随時血糖値が288㎎/dL以上、かつHbA1c<8.7%
(※発症前に耐糖能異常が存在した場合は必ずしもこの数字は該当しない)
3. 発症時の尿中Cペプチド<10μg/1日、または空腹時血中Cペプチド<0.3ng/mL、かつグルカゴン負荷後(または食後2時間)血中ペプチド<0.5ng/mL

1型糖尿病の多くは自己免疫によって起こる「自己免疫性1型糖尿病」です。

一方、自己免疫の関与を証明できない「特発性1型糖尿病」もあります。

また、約70%の症例では前駆症状として発熱や咽頭痛などの上気道炎症状、上腹部の痛みや嘔吐などの消化器症状を伴うことが報告されています。

インスリンがほとんど分泌されなくなるため、放置すると糖尿病性ケトアシドーシスに陥るリスクが高まります。

突然、異常な喉の渇きや倦怠感、多尿・頻尿の症状が現れた場合には直ちに糖尿病内科などの専門の医療機関を受診しましょう。

(2)急性発症1型糖尿病

急性発症1型糖尿病は、1型糖尿病の中で多くを占めるタイプとされています。

発症から数か月をかけてβ細胞が破壊されていき、最終的にはインスリン分泌不全に陥ります。

診断基準としては、以下のものが挙げられます。

1. 糖尿病(高血糖)症状の発現後、おおむね3か月以内にケトーシスあるいはケトアシドーシスに陥る
2. 糖尿病の診断早期より継続してインスリン治療を必要とする
3. 膵島関連自己抗体が陽性である
4. 膵島関連自己抗体が証明できないが、内因性インスリン分泌が欠乏している

上記のうち、1~3を満たす場合、自己免疫に起因する急性発症1型糖尿病と診断されます。

また、1、2、4を満たす場合には、自己免疫が関わっているかは明らかではないものの、急性発症1型糖尿病と診断して治療を開始するケースがあります。

なお、GAD抗体などの膵島関連自己抗体が不明の場合や内因性インスリン分泌の欠乏が証明できない場合には診断を下さず、期間を置いて数値を再評価します。

(3)緩徐進行1型糖尿病

緩徐進行1型糖尿病は、6か月から数年という比較的長い期間を経てβ細胞が徐々に破壊されていくタイプの1型糖尿病です。

以下の2つの基準を満たす場合に診断が下されます。

1. 経過のどこかの時点でGAD抗体もしくは膵島細胞抗体(ICA)が陽性である
2. 糖尿病の発症または診断時にケトーシスもしくはケトアシドーシスはなく、ただちには高血糖を是正するためのインスリン治療が必要とならない

緩徐進行1型糖尿病では、徐々にインスリン分泌が低下していくため、発症初期にはある程度インスリンが分泌されていることがほとんどです。

そのため、2型糖尿病と間違われやすく、食事や運動の改善、薬物療法などを行っても血糖値が改善せず、再検査を実施した段階で判明するケースもあります。

検査の結果、緩徐進行1型糖尿病と判明した場合、診断時にはインスリン分泌がある程度保たれていることがあります。

膵島関連自己抗体が陽性でもインスリン依存状態に陥っていない段階では、患者の病態に応じて治療法を選択します。

SU薬はβ細胞機能の低下を促す可能性があるため、避けることが推奨されています。

一方、すべての患者に直ちにインスリン療法を開始する必要があるとは限らず、Cペプチドなどでインスリン分泌能を定期的に評価することが重要です。

3.1型糖尿病の治療法

1型糖尿病では、β細胞が破壊されることでインスリンの分泌ができなくなっているケースがほとんどです。

そのため、体の中でインスリンを作り出すことができず、必要なインスリンを補充する必要があります。

具体的には、以下のような治療法がとられます。

1型糖尿病の治療法

  1. インスリン療法
  2. 薬物療法
  3. 食事療法
  4. 運動療法

なお、1型糖尿病ではインスリンが絶対的に不足する「インスリン依存状態」に陥っていることが通常であることから、インスリン療法がメインです。

近年は、持続グルコースモニタリング(CGM)を用いて血糖値の変化を連続的に確認する方法が広く利用されています。

また、インスリンポンプ(CSII)やCGMとポンプを組み合わせてインスリン投与量を自動的に調整するハイブリッドクローズドループ(HCL)システムなども一部使用され始めています。

薬物療法と食事・運動療法はあくまで補助的な治療法にとどまります。

(1)インスリン療法

インスリン療法は、インスリン注射を用いた治療法です。

1型糖尿病ではβ細胞の破壊によって、体の中でインスリンを作り出すことができないため、インスリン製剤によってインスリンを補います。

特に劇症1型糖尿病と急性発症1型糖尿病では、インスリン療法が必須であり、直ちに開始しなければ生命にも関わる可能性があります。

なお、緩徐進行1型糖尿病では、β細胞の破壊の程度によっては、インスリン注射の量が少なくて済む場合もありますが、主治医と相談しながら適切なインスリンの量と注射の頻度を定めることが必要です。

健康な人の場合には、インスリンは24時間分泌されており、これを「基礎分泌」といいます。

そして、食後に血糖値が上昇したタイミングで分泌されるものを「追加分泌」といいますが、1型糖尿病では「基礎分泌」と「追加分泌」の両方が不足しているケースがほとんどです。

そのため、1型糖尿病におけるインスリン療法は、健康な人のインスリン分泌にできるだけ近づけることで血糖値を安定させることが目指されます。

インスリン製剤の種類や特徴、注射する際の注意点などについては、以下の記事で詳しく解説しています。

(2)薬物療法

1型糖尿病では、インスリン療法がメインとなりますが、薬物療法が並行して行われる場合もあります。

例えば、食後血糖値が高い症例では、インスリン注射に加えて、α-グルコシダーゼ阻害薬という経口血糖降下薬が用いられることがあります。

α-グルコシダーゼは、小腸で二糖をブドウ糖(単糖)に分解し、血液への吸収を促すはたらきを持っている酵素です。

α-グルコシダーゼ阻害薬は、この酵素のはたらきを抑え、ブドウ糖が血液中に吸収されるスピードを遅らせることで食後血糖値の急激な上昇を抑制する効果が期待できます。

また、血液中の余分なブドウ糖が腎臓で再吸収されるのを抑え、尿に排出されるのを促進するSGLT2阻害薬が用いられる場合もあります。

(3)食事療法

1型糖尿病は、食べすぎや運動不足などの生活習慣が直接の原因となって発症する病気ではありません。

そのため、2型糖尿病のように「生活習慣を改善すれば治る」というものではありません。

一方で、適切な血糖管理や健康維持のためには、バランスのよい食事が重要です。

特に食事に含まれる炭水化物量に応じて追加インスリン量を調整する「カーボカウント(Carbohydrate Counting)」は、1型糖尿病の治療で広く利用されています。

具体的には、食事によって摂取する糖質量に応じてインスリン注射の量を決める場合とインスリン注射の量に応じて食事による糖質の摂取量を定める場合の2つがあります。

いずれの場合であっても、血糖値を安定させる効果が期待できますが、食事全体の栄養素バランスを整えなければ肥満によって血糖値のコントロールが悪くなるリスクが高いです。

そのため、カーボカウントを実施する場合には、必ず主治医に相談した上で指示に従うことが重要です。

(4)運動療法

1型糖尿病でも、適度な運動は心肺機能の維持、体力向上、インスリン感受性の改善、心血管系疾患予防などのために重要です。

一方で、インスリン治療中は運動によって低血糖を起こすことがあるため、血糖値、運動量、食事、インスリン量を調整する必要があります。

血糖値が250㎎/dL以上の場合にはケトン体を確認し、ケトン体陽性時には運動を避けるなどの配慮が必要です。

また、空腹の状態ではなく食事をとって1~3時間後に運動に取り組んだり、運動中に低血糖に陥った場合に備えてブドウ糖を携行したりすることが大切です。

低血糖に陥った場合の対処法や低血糖を引き起こさないための対策については、以下の記事をご覧ください。

4.1型糖尿病についてよくある質問

1型糖尿病は糖尿病患者全体に対する割合は大きくありませんが、症例が少ないというわけではありません。

また、成年でも発症する可能性があり、2型糖尿病とは治療などにおいてさまざまな違いがあります。

特に当院には以下のような質問が寄せられます。

1型糖尿病についてよくある質問

  1. 1型糖尿病は予防できますか?
  2. 1型糖尿病は遺伝しますか?
  3. 1型糖尿病の治療で注意すべき点はありますか?

順にご説明します。

(1)1型糖尿病は予防できますか?

1型糖尿病を引き起こす詳細なメカニズムは解明されていないため、完全に予防することは難しいです。

また、生活習慣も直接関係しないため、普段の生活の中で発症リスクを抑えるための対策がとりにくいのが現状といえるでしょう。

(2)1型糖尿病は遺伝しますか?

1型糖尿病は、親から子へ単純に遺伝する病気ではありません。

ただし、発症には遺伝的ななりやすさが関係しており、家族に1型糖尿病の方がいる場合は一般集団より発症リスクが高くなります。

例えば、免疫タンパク質を形作る「HLA(ヒト白血球抗原)遺伝子」と呼ばれる遺伝子が特定の組み合わせを持つことで、自己免疫疾患の発症リスクが高まるという報告があります。

また、免疫のはたらきが過剰にならないように抑制する「CTLA-4遺伝子」や「PTPN22遺伝子」などに変異がある場合にも発症リスクや家族内での1発症も高まる可能性が指摘されています。

このように、1型糖尿病には遺伝的要因も関わっている可能性がありますが、これらの遺伝子に変異が見られる場合に必ず発症するわけではありません。

遺伝と糖尿病の関係については、以下の記事も参考になります。

(3)1型糖尿病の治療で注意すべき点はありますか?

1型糖尿病の治療中には、低血糖に陥りやすい点に注意しましょう。

低血糖は、血糖値が正常値を超えて下がりすぎた状態であり、以下のような症状が現れることがあります。

低血糖による主な症状

  • 発汗量の増加
  • 動悸
  • 頻脈(脈が早くなる)
  • 手指の震え
  • 不安感
  • 顔が青くなる

症状がひどくなると、強い空腹感や目まい・目のかすみ、頭痛、眠気、生あくびが生じ、最終的には意識の消失、けいれん、昏睡に至り、第三者の援助が必要になるケースもあります。

ただ、低血糖症状が出る血糖値には個人差があり、現在の国際的な分類では以下のように分類されています。

分類 基準
レベル1 70㎎/dL未満(またはJSD小児ガイドでは70㎎/dL以下)
レベル2 54㎎/dL未満
レベル3 血糖値に関係なく回復に他者の援助を必要とする重症低血糖

特に1型糖尿病の場合には、以下のような事情によって低血糖に陥りやすいです。

低血糖に陥りやすい主な事情

  • 食事の量がいつもより少ない
  • 空腹の状態で運動を行った
  • 運動量がいつもより多い
  • インスリン注射のタイミングがズレた
  • インスリン注射の量を間違えた など

1型糖尿病の治療ではインスリン注射が必須となるため、風邪などの病気が原因で食事がとれない場合(シックデイ)でも、自己判断でインスリン注射を中止してはいけません。

また、以下のようなケースでは、直ちに主治医に連絡し、かかりつけの医療機関を受診することが望ましいです。

かかりつけの医療機関を受診すべきケース

  • 血糖値が350㎎/dL以上の状態が続いている
  • 発熱や嘔吐、下痢などの症状が強く出ている
  • 24時間以上にわたって十分な食事がとれていない
  • 意識状態の悪化や強い倦怠感が見られる

普段から主治医と緊密にコミュニケーションをとり、治療を進めることが重要といえるでしょう。

まとめ

本記事では、1型糖尿病の発症メカニズムや2型糖尿病との違い、1型糖尿病の分類や治療法について解説しました。

1型糖尿病は、膵臓のβ細胞が破壊されることでインスリンがほとんど分泌されなくなるタイプの糖尿病です。

そのため、治療にはインスリン注射が必要不可欠であり、自己判断で中断したりすると、血糖値のコントロールが悪くなり、生命に関わるリスクも高まります。

1型糖尿病は発症のメカニズムが完全には解明されていないため、予防することは困難です。

ただ、1型糖尿病は長期にわたってインスリン療法を必要とする病気ですが、現在はインスリン製剤に加えてCGMやインスリンポンプなど治療技術も大きく進歩しています。

適切な治療と自己管理を続けることで、学校、仕事、運動、妊娠・出産などを含め、多くの方が日常生活を送ることができます。

異常な喉の渇きや頻尿・多尿、強い倦怠感などが急激に現れた場合には、1型糖尿病に原因がある可能性もあるため、当院をはじめとする糖尿病内科などを直ちに受診するようにしましょう。