
睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック項目は?検査方法や診断基準
「睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック項目は?」
「どんな検査を受ければよいのか分からない」
睡眠中のいびきや呼吸が止まったことを指摘されたことがある方の中には、このような疑問や不安をお持ちの方もいると思います。
睡眠時無呼吸症候群は、男女ともに中年以降(男性は40代以降、女性は閉経後)に発症しやすくなることが知られています。
しかし、目立った自覚症状が少なく、医療機関の受診や治療に至らないケースも多いです。
未治療のまま放置すると症状が悪化し、さまざまな不調や病気を引き起こす可能性も高まるため、なるべく早期に専門の医療機関を受診して治療を行うことが大切です。
本記事では、睡眠時無呼吸症候群が疑われるセルフチェック項目や発症に関わるリスク因子などについて解説します。
1.睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック項目

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に複数回にわたって呼吸が止まったり浅くなったりする病気です。
いびきや呼吸が止まるだけと思われていますが、放置することで日常生活や健康にさまざまな影響を及ぼす可能性もあります。
また、睡眠中にのみ症状が現れると思われがちですが、睡眠時無呼吸症候群の影響や症状は日中や覚醒時にも及びます。
特に以下の項目について、2つ以上当てはまる場合には睡眠時無呼吸症候群の可能性を疑い、呼吸器内科や睡眠外来などを受診することが望ましいです。
- 大きないびきを日常的にかいている
- 睡眠中に呼吸が止まっていることを家族などに指摘された
- 夜中に目が覚めたりトイレに行ったりする回数が多い
- 朝起きたときに頭痛や疲労感がある
- 日中に強い眠気がある
- 肥満体型である
睡眠時無呼吸症候群の主な症状や放置するリスクについては、以下の記事で詳しく解説しています。
(1)大きないびきを日常的にかいている

睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状として、睡眠時のいびきが挙げられます。
これは、眠っている間に上気道や喉が狭くなり、空気が通りにくくなることで生じます。
上気道などが狭くなればなるほど睡眠時のいびきが大きくなる傾向がありますが、本人が自覚していないケースもあり、家族などから指摘されて気づくことも少なくありません。
なお、いびきは鼻炎などによって鼻づまりが生じることで口呼吸に伴う喉の筋力の低下で起こることもあります。
また、過度な疲労やストレスによって舌が喉の方に落ち込む「舌根沈下」が生じることでも起こるケースがあります。
しかし、そのような事情がないにも関わらず、毎晩のようにいびきをかいている場合には注意が必要です。
特に大きないびきをかいている場合やいびきが突然止まった後にあえぐようにして呼吸が再開されるような場合には、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。
(2)睡眠中に呼吸が止まっていることを家族などに指摘された

睡眠中に呼吸が止まることが何度か起こっている場合には、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
いびきは上気道などが狭くなることで生じますが、呼吸が止まってしまうのは上気道などの空気の通り道が塞がってしまうからです。
睡眠中に生じる無呼吸もいびきと同様に、本人では自覚しにくいことが多く、家族などの周りの人に指摘されて気づくこともあります。
そのため、単身者の場合には自分で気づきにくいことが多いといえるでしょう。
しかし、息苦しさを感じて夜中に目が覚める場合には、その直前まで呼吸が止まっていた可能性もあります。
(3)夜中に目が覚めたりトイレに行ったりする回数が多い

睡眠中に酸素を体の中に取り入れることができなくなると、脳は酸欠状態と判断し、自律神経を刺激して呼吸を再開させます。
その際に自律神経のはたらきが高められると、夜間に目が覚めてしまうことがあります。
特に思い当たる理由もなく夜中に何度も目が覚めてしまう場合には、その直前に無呼吸などによって酸欠状態に陥っている可能性もあります。
また、睡眠中の酸欠状態による自律神経の活発化は、心臓にも負担をかけ、利尿作用をもたらすホルモン(心房性ナトリウム利尿ペプチド)の放出を促します。
これによって、夜間に尿意を感じてトイレに行く回数や頻度が増えることがある点にも注意が必要です。
(4)朝起きたときに頭痛や疲労感がある

呼吸が浅くなったり止まったりすることが複数回起こることで、酸素を体の中にうまく取り入れることができなくなり、血液中の二酸化炭素濃度が上昇します。
これによって血管が拡張し、血液の流れが早くなったり血液量が増加したりするため、頭蓋内圧が上昇して頭痛が生じやすくなります。
特に頭の左右を締め付けるような鈍い痛みが生じ、起床後30分以内におさまるような頭痛の現れ方が特徴です。
また、体に必要な酸素を取り込むことができなくなることで睡眠の質が低下し、起床時に疲労感が現れたり熟睡感を得られなかったりすることも多いです。
(5)日中に強い眠気がある

日中に強い眠気に襲われたり、思わず居眠りしてしまったりする場合には、その背景に睡眠時無呼吸症候群が関わっている可能性があります。
睡眠中に呼吸が浅くなったり止まったりすることで、体は必要な酸素を取り入れることができなくなり、睡眠中の覚醒が生じます。
そうすると、睡眠が分断されて疲れが取れにくくなり、日中の倦怠感や眠気につながることがあります。
なお、日中の眠気や倦怠感が睡眠時無呼吸症候群と関連しているかどうかは、「エプワース眠気尺度」で評価することが可能です。
具体的には、居眠りをしてしまう状況と頻度によって、以下のように評価します。
| 居眠りをしてしまう状況 | ない | 時々 | よく | だいたい |
| 座って読書しているとき | ||||
| テレビを見ているとき | ||||
| 会議や映画館などの他人がいる場所で座っているとき | ||||
| 他の人が運転している車に1時間ずっと乗っているとき | ||||
| 午後に休息のために横になっているとき | ||||
| 座って人と会話しているとき | ||||
| 飲酒していない状態で昼食後に静かにしているとき | ||||
| 車の運転中に赤信号などで数分間停車しているとき |
頻度については、「ない」を0点、「時々」を1点、「よく」を2点、「だいたい」を3点で計算します。
合計が11点以上となる場合には、「病的な眠気」であると評価され、その原因の1つとして睡眠時無呼吸症候群が潜んでいる可能性があります。
なお、10点以下の場合であっても、睡眠中のいびきや肥満などの要素があれば、睡眠時無呼吸症候群のリスクがあるとされています。
睡眠時間を十分にとっているにも関わらず、日中に強い眠気や疲労感が現れる状態が2か月以上続いている場合には、睡眠時無呼吸症候群の可能性を疑い、睡眠外来などを受診することがおすすめです。
(6)肥満体型である

肥満は睡眠時無呼吸症候群の発症に関わる主なリスク因子です。
これは、首周りや舌などに脂肪が蓄積されることで上気道などが狭くなってしまうからです。
特にお腹の周りに脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満の人は、皮膚の下に脂肪が蓄積する皮下脂肪型肥満の人よりも睡眠時無呼吸症候群の発症リスクが高いことが知られています。
BMIが25以上の場合や20歳のときと比較して体重が10kg以上増加している場合には、睡眠時無呼吸症候群になりやすいといえるでしょう。
なお、睡眠時無呼吸症候群によって睡眠の質が低下すると、食欲に関するホルモンのバランスも崩れてしまいます。
具体的には、以下のようなホルモンがあります。
| ホルモンの種類 | 主なはたらき |
| レプチン | 満腹中枢を刺激して食欲を抑制する |
| グレリン | 主に胃から放出されて食欲を増進する |
睡眠不足が続くと、食欲を抑えるレプチンの量が低下し、食欲を増進させるグレリンの量が増加します。
つまり、肥満によって睡眠時無呼吸症候群が引き起こされると、睡眠の質が低下することで食欲が増加し、さらに体重が増える可能性が高まることに注意しましょう。
2.睡眠時無呼吸症候群の発症に関わるチェック項目

上記のような症状がある場合には、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあります。
また、睡眠時無呼吸症候群は、ほかの病気とも関係することが知られています。
そのため、上記のような症状がなかったとしても、以下のような項目にあてはまる場合にも、睡眠時無呼吸症候群の発症リスクが高まることに注意しましょう。
- 高血圧または降圧薬による治療を受けている
- 糖尿病の診断を受けた
- 心血管系の基礎疾患がある
- 高尿酸血症や痛風
なお、これらの項目は睡眠時無呼吸症候群を原因として生じることもあり、お互いに影響を及ぼし合っているといえます。
(1)高血圧または降圧薬による治療を受けている
高血圧の診断を受けた場合や血圧を下げる薬(降圧薬)で治療を受けている場合には、睡眠時無呼吸症候群の発症リスクも高まることが知られています。
例えば、高血圧の患者の約10%に睡眠時無呼吸症候群が合併しているという報告もあります。
また、高血圧を引き起こす原因に睡眠時無呼吸症候群が潜んでいることもあり、睡眠時無呼吸症候群の患者の約70%に高血圧が合併しているという報告もあります。
通常、血圧は早朝は低く、日中にかけて緩やかに上昇し、夜間には低くなる傾向があります。
しかし、睡眠時無呼吸症候群の場合には、呼吸が再開されるときに血圧が急激に上昇することで夜間の血圧が高い状態となる「血圧サージ」と呼ばれる現象が起こりやすいです。
また、3種類以上の降圧薬を用いているにも関わらず、血圧が目標値まで下がらない「治療抵抗性高血圧」の症例の約80%に睡眠時無呼吸症候群が合併しているという研究もあります。
そのため、高血圧の診断を受けた中でも、夜間の血圧が高いケースや降圧薬を用いても血圧の改善効果が見られない場合には、睡眠時無呼吸症候群が合併している可能性もあります。
高血圧が発症に関わるほかの病気や降圧薬の種類・特徴については、以下の記事も参考になります。
(2)糖尿病の診断を受けた
糖尿病は、膵臓から放出されるインスリンというホルモンのバランスが崩れることで発症する病気です。
インスリンは血液中のブドウ糖を消費させるはたらきを持ち、インスリンの量やはたらきが低下することで、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高い状態となってしまいます。

糖尿病は、発症メカニズムによって1型と2型に分類されますが、生活習慣の乱れなどによって引き起こされる「2型糖尿病」に睡眠時無呼吸症候群が合併しやすいことが知られています。
これは、2型糖尿病と睡眠時無呼吸症候群は、ともに肥満によって発症リスクが高まるからです。
すでに述べたように、肥満による脂肪の蓄積が喉や上気道などを圧迫することで睡眠時無呼吸症候群が引き起こされるリスクが高まります。
そして、肥満はインスリンのはたらきを低下させる要因でもあり、2型糖尿病の発症リスクを高めることが知られています。
そのため、糖尿病の診断を受けた場合には、睡眠時無呼吸症候群にも注意を払わなければなりません。
なお、睡眠時無呼吸症候群による睡眠の質の低下や低酸素状態によってインスリンのはたらきが弱められることで糖尿病を発症することもあります。
特に睡眠時無呼吸症候群の重症度が高くなればなるほど糖尿病の発症リスクも高くなるという指摘もあり、合併した場合には血糖値のコントロールに悪影響を及ぼすリスクも高いです。
2型糖尿病の主な症状やリスク因子などについては、以下の記事をご覧ください。
(3)心血管系の基礎疾患がある
心筋梗塞や狭心症、脳卒中などの心血管系の基礎疾患がある場合にも、睡眠時無呼吸症候群の発症リスクが高いです。
特に心筋梗塞や狭心症などの心疾患がある場合には、心臓の筋肉(心筋)にうまく酸素や栄養素を運ぶことができなくなり、心臓のはたらきが低下してしまいます。
また、脳卒中がある場合には、脳のはたらきが低下してしまい、呼吸を司る部分にダメージが生じることがあります。
心臓や脳のはたらきが低下することで、睡眠中に呼吸が乱れやすくなり、呼吸が浅くなったり止まったりすることが多くなり、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすリスクが増大します。
心疾患などによる心臓や脳の機能低下を原因として引き起こされるものは、中枢性睡眠時無呼吸症候群と呼ばれ、上気道の圧迫とは無関係に生じ、いびきが見られない点が特徴です。
なお、睡眠時無呼吸症候群も心血管系の病気の発症リスクを高めることが知られています。
これは、睡眠中に繰り返し酸欠状態に陥ることで自律神経のはたらきが高められ、心拍数や血圧が上昇し、血管や心臓にダメージを与えるからです。
睡眠時無呼吸症候群の患者は、そうでない人と比較すると、心疾患や脳卒中の発症リスクが約2~3倍ほど高くなるという研究もあります。
(4)高尿酸血症や痛風
高尿酸血症は、血液中の尿酸の濃度が基準値を超えた状態(7.0㎎/dL以上)をいいます。
また、尿酸が関節などに蓄積して結晶化し、それが剥がれ落ちると免疫細胞が異物と判断して攻撃し、炎症が生じて激しい痛みを伴うのが痛風です。
尿酸はプリン体と呼ばれる物質から作られ、プリン体を多く含む食品や食材(魚卵やレバー、肉類など)を過剰に摂取し続けることで尿酸値が上昇しやすくなります。
高尿酸血症や痛風は肥満などの生活習慣の乱れによって引き起こされることが多く、睡眠時無呼吸症候群の原因とも共通しているものがあり、合併しやすいことが知られています。
なお、睡眠時無呼吸症候群を原因として高尿酸血症の状態に陥るリスクが高まるという研究もあります。
これは、睡眠中に酸欠状態に陥ることで、体の中でアデノシン三リン酸(ATP)という物質の分解が促され、その過程でプリン体が作られるからです。
また、酸欠や低酸素によって全身の臓器のはたらきが低下し、尿酸の排出に関わる腎臓の機能が低下することで尿酸が体の中に溜まりやすくなることも要因として指摘されています。
睡眠時無呼吸症候群の症状が悪化するにつれて尿酸値の数値も悪化するという研究もあります。
もっとも、高尿酸血症や痛風は、高血圧や糖尿病とも関連するため、これらを介して睡眠時無呼吸症候群の発症や悪化に影響を与えている可能性もあるでしょう。
高尿酸血症や痛風のメカニズムや発症の要因、糖尿病などのほかの病気との関係については、以下の記事もあわせてご参照ください。
3.睡眠時無呼吸症候群の検査方法

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が浅くなったり止まったりする回数や頻度、現れている自覚症状、基礎疾患の有無などを総合的に考慮しながら診断が下されます。
そのため、診断を下すためには、睡眠中の呼吸の状態を検査する必要があります。
具体的には、以下のような検査が実施されます。
- 簡易検査
- 終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査
それぞれの特徴や検査結果の評価についてご説明します。
(1)簡易検査
簡易検査は、自宅で実施することができる検査です。
主に以下の2つのタイプに分かれます。
| 簡易検査の種類 | 検査の概要 |
| パルスオキシメトリー検査 | 指先にセンサー(パルスオキシメータ)を装着し、血中酸素飽和度や心拍数を測定する。主にスクリーニング目的で行われる。 |
| アプノモニター検査 (簡易型睡眠時呼吸検知装置) |
パルスオキシメータに加えて鼻の下に呼吸センサーを装着し、呼吸気流やいびきの大きさを測定する。低呼吸や無呼吸の回数を正確に計測することができる。 |
このうち、アプノモニター検査(簡易型睡眠時呼吸検知装置による検査)では、「REI」と呼ばれる指標を用いて評価されます。
REIは「呼吸イベント指数」とも呼ばれ、睡眠中に生じた無呼吸または低呼吸の総数を計測した時間で割ったものです。
無呼吸は、呼吸が10秒以上にわたって止まることを指し、低呼吸は呼吸が完全には止まらないものの、動脈血酸素飽和度が約3%以上低下または脳が一時的に覚醒することです。
簡易検査の結果は、以下のように評価されます。
| REIの数値 | 結果の評価 |
| 5未満 | 睡眠時無呼吸症候群の可能性は低い |
| 5~15未満 | 症状、合併症の有無や内容に応じて精密検査の実施を検討する |
| 15~30未満 | 精密検査を実施する |
| 30以上 | 結果によっては精密検査を経ずにCPAP治療を開始できる場合がある |
簡易検査は睡眠時無呼吸症候群を確定的に診断するものではなく、あくまで疑いがあるかどうかを判断するためのものです。
そのため、簡易検査のみでは診断ができず、REIの数値が5以上となった場合には、次に述べる終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査を受けるようにしましょう。
(2)終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査
終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査は、睡眠中の体のさまざまな活動を記録・分析する検査です。
具体的には、睡眠前から起床までの間に専用のセンサーを取り付け、以下のような項目について測定します。
| 項目 | 検査の内容 |
| 脳波 | 睡眠段階(眠りの深さ)の評価、覚醒の回数 |
| 眼電図 | レム睡眠中の眼球運動の測定と評価 |
| 心電図 | 心拍数の変動、不整脈の有無と回数 |
| 呼吸運動 | 胸部と腹部の動き、呼吸の状態 |
| 呼吸気流 | 鼻と口からの空気の流れ、無呼吸の有無と回数 |
| パルスオキシメータ | 血中酸素飽和度の測定、低酸素状態の評価 |
| 下肢の筋電図 | 足の筋肉の活動の程度 |
| 体位 | 体の向き(仰向け、横向き)、睡眠中の姿勢 |
| いびき | いびきの大きさと頻度 |
これらの検査項目から睡眠の質を多角的に分析・把握することが可能です。
PSG検査は、専門の医療機関に一晩入院して受けることが一般的でしたが、在宅で受けることができる場合もあります。
PSG検査では、睡眠時無呼吸症候群の診断ができるとともに、以下のような検査結果に基づいて重症度を把握することも可能です。
| AHIの数値 | 重症度の判定 |
| 5~15未満 | 軽症 |
| 15~30未満 | 中等症 |
| 30以上 | 重症 |
AHIは1時間あたりに生じる無呼吸または低呼吸の回数で、脳波や呼気などの測定結果に基づいて正確に把握することが可能です。
これによって、現れている症状や重症度に応じて、適切な治療を開始することができます。
まとめ
本記事では、睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック項目や検査内容について解説しました。
睡眠中のいびきや息苦しさだけでなく、睡眠の質が低下することによる日中の強い眠気や倦怠感などが現れることもあり、日中の活動にも大きな影響を与えることがあります。
また、睡眠中に酸欠状態に陥ることで、心拍数や血圧の上昇を招き、高血圧や糖尿病、心筋梗塞などの重篤な病気を引き起こすリスクが高まることにも注意が必要です。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中の呼吸の状態や自覚症状などを総合的に考慮した上で診断が下されます。
現れている症状や重症度に応じた適切な治療を受けるためには、まずは睡眠中の呼吸の状態を検査で把握することが大切です。
本記事で解説したチェック項目や症状などに当てはまる場合には、呼吸器内科や睡眠外来などを受診し、精密検査を受けるようにしましょう。



